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2024年12月19日更新

2024年を振り返る。ChatGPTに聞いてみたマーケティングの話題トップ10

早いもので2024年もあと半月足らずになってまいりました。2024年最後の更新になります。1年間ありがとうございました。今年最後の記事は、表題のとおり、ChatGPTに聞いてみたマーケティングの話題トップ10です。

chatGPTに聞いた2024年の話題トップ10

「2024年に起きたマーケティングにまつわるニューストップ10をあげてください」のプロンプトに対する回答が以下の通りです。

1位 生成AIの急速な普及:
企業のプレスリリースで「生成AI」の言及が前年の2.9倍に増加し、マーケティングやコンテンツ制作での活用が加速しました。

2位 AIによるハイパーパーソナライゼーションの進展:
AIと機械学習技術の進歩により、個々の顧客に対して精緻にカスタマイズされたマーケティングアプローチが可能となりました。

3位 プライバシーファーストマーケティングの台頭:
プライバシー規制の厳格化やサードパーティCookieの廃止に伴い、ユーザーのプライバシーを尊重しつつ効果的なマーケティングを行う手法が主流となりました。

4位 音声マーケティングの重要性増大:
スマートスピーカーやボイスアシスタントの普及に伴い、音声検索や音声ショッピングが一般化し、音声を中心としたマーケティング戦略の重要性が増しました。

5位 ARを活用したマーケティングの進化:
スマートフォンやARグラスの進化により、製品の仮想試着や空間への製品の仮想配置など、インタラクティブで没入感のある体験が可能になりました。

6位 インフルエンサーマーケティングの深化:
マイクロインフルエンサーの台頭やAIを活用したインフルエンサーマッチングなど、より洗練された形態のインフルエンサーマーケティングが展開されました。

7位 サステナビリティを中心に据えたマーケティング戦略:
環境意識の高まりと社会的責任への注目により、持続可能性を重視したマーケティング戦略が重要性を増しました。

8位 長尺・インタラクティブな動画コンテンツの台頭:
短尺動画の人気は依然として高いものの、より深い没入感とエンゲージメントを提供する長尺・インタラクティブな動画コンテンツが注目されました。

9位 ゼロパーティデータの重要性増加:
サードパーティCookieの廃止に伴い、ユーザーが直接的かつ意図的に提供する「ゼロパーティデータ」の活用が注目されました。

10位 AIによるコンテンツ生成技術の進歩:
AIの進化により、大量の高品質なコンテンツを効率的に作成することが可能となり、コンテンツマーケティングの手法が大きく変化しました。

やはりAI・・

トップ10のなかにAIに関するものが3つランクインしています。

1位:生成AIの急速な普及、
2位:AIによるハイパーパーソナライゼーションの進展、
10位:AIによるコンテンツ生成技術の進歩。

1位がAIそのものの進歩と急激な普及、2位、10位はその事例となっています。AIの性能が急激に高まったことで、幅広い業務に使われるようになった年だったとおもいます。

一方で、ニュースには挙げられていませんが、プラットフォーム内部でAIを活用した処理やサービスがどんどん進化してます。4位の「音声マーケティングの重要性増大」も背景にはAIによる技術があります。また、6位の「インフルエンサーマーケティングの深化」でも一般的なインフルエンサーが生成AIによって作り出される時代もすぐに来る可能性もあります。当然、広告運用にもAIの利用はどんどん進化していくと思います。

ゼロパーティデータって何?

9位に「ゼロパーティデータの重要性増加」という項目があります。ファーストパーティデータはよく聞きますが、ゼロパーティデータってあまり聞きなれない言葉ですので、簡単に紹介しておきます。

3rdパーティデータは他社の集めたデータ、ファーストパーティデータは自社が集めたデータに対して、ゼロパーティデータとは、ユーザーが自ら意図的に企業やブランドに提供するデータのことをさしています。

ユーザープロファイルのデータ、アンケートデータ、ゲーム性のあるクイズキャンペーンなどユーザーとのインタラクションから得られるデータです。これらはユーザーの嗜好を知る上では非常に信頼性が高く、効果的なマーケティングを行うための重要な資産です。

以前はカスタマーサポート部門で収集した「お客様の声」のようなデータは蓄積されていましたが、現在では、ネット上のコミュニケーションを活性化することで多くのユーザーからゼロパーティデータを収集することができるようになりました。さらにこれらを用いたパーソナルなマーケティングを行う環境が整ってきたことで、このような話題がトップ10に現れたと思います。

まとめ

2024年の主役はAIでした。おそらく来年もAIがベースにいろいろなことが起きるのだとおもいます。

あと、トップ10の話題の中に、古典的なペイドメディアによるマーケティングの話題がほぼなかったことも急激な時代の変化が感じられます。私たちのような広告代理店はペイドメディアの運用や手配を生業にしてきましたが、単純な運用や手配では付加価値を提供できない時代になっています。

当社でも、これまでの業務を継続しながらも、新しいチャレンジを積極的に行いたいと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。

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